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買取実績紹介

奥村土牛 木版画「醍醐」

奥村土牛の木版画買取ました


今回お買取致しましたのは、日本画家・奥村土牛の代表作である天下一の桜の名画「醍醐」の木版画です。

お買取した「醍醐」は、豊臣秀吉が盛大な花見を催したことでも知られる桜の名所、京都の醍醐寺の桜を描いたものです。 醍醐寺の境内に悠然と立つ樹齢150年のしだれ桜。この銘木に奥村土牛は挑み、日本画史に残る傑作を残しました。


日本画は、流麗な線を重視するとされますが、奥村土牛のこの「醍醐」に描かれた桜は、輪郭があいまいにもかかわらず、奥行きと質感を感じさせる作品です。 その花びらはどこまでも淡く、透明な薄紅色をしていますが、その満開の桜の花の薄い色を表現するのに100回以上も塗り重ねていくという、奥村土牛ならではの手法によって生み出された作品とされています。

しかし、これほどまでに桜の花の色にこだわったにもかかわらず、絵の構図の中心には桜の太い幹が据えられています。 幹がなぜ主役なのでしょうか?それは奥村土牛が師事した亡き師匠 小林古径の姿を重ねたと一般的に解説されていますが、またそれとともに、その幹の力強さは奥村自身にも通じる生き方を描いたのではないかともいわれています。この名画「醍醐」を数年の時を経て書き終えたのは、奥村土牛 83歳の時でした。

今回お買取させていただきましたのは、この奥村土牛の「醍醐」の木版画で、奥村土牛の白寿を記念して製作されたものになります。限定数は250部で、日本画専門美術館「山種美術館」発行のお品でした。


 



奥村土牛の作品買取ります!



いわの美術では、奥村土牛の作品の買取を致しております。

東京生まれの奥村土牛は、梶田半古に入門し、その兄弟子の小林古径の指導を受け、昭和に入り院展に初入選します。以後、院展などで活躍し、文化勲章受章経歴も有します。

奥村土牛は、大器晩成といわれますが、戦後には現代日本画を代表する傑作を数多く残しました。

奥村土牛の作風に多大な影響を与えたのは、師と仰いだ日本画家 小林古径です。写生の大切さを説いた小林古径の教えを奥村土牛は生涯守り、対象を食い入るようにみつめ、何度もその姿を写し取ったといいます。 今回買取の「醍醐」も、完成までに10年もの歳月をかけ、醍醐寺の桜だけでなく、様々な地の桜の名所に赴いて写生を行ったのだそうです。


ご自宅にある奥村土牛の作品の売却をお考えの方、是非一度いわの美術にご相談ください。 木版画はだけでなく肉筆画であれば、作品により高価買取も致します。奥村土牛の作品の買取査定のお問い合わせは、下記の「WEBでお問い合わせ査定依頼はこちら」よりご連絡ください。

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