お写真のお品物は鹿児島で生まれた洋画家・東郷青児の油彩画です。
東郷青児は大正から昭和にかけて活躍し、独特のデフォルメした柔らかな曲線と色調が特徴の美人画を描く事で有名です。
青児という画号は13歳の頃から使用しており、フランス留学中は様々な職を転々として食い繋ぐなど苦労人でもありました。
ダンディで社交的な人柄からスキャンダルも多く、多くの女性像を手掛けていたのは、その事も影響しているのかもしれません。
今回、お買取りした東郷青児の油彩画はバックが明るく東郷青児の作品にしては珍しいお品物でした。
東郷青児の作品の左端には「青児」と独特の文字で書かれているので比較的分かりやすいかと思います。
似たような画風で「青蘭」と書かれた作品は東郷青児の弟子である東郷青蘭(久下塚青蘭)の作品です。
どちらもいわの美術ではお買取りする事ができるお品物ですが、東郷青児の作品の方が買取額が高くなっております。
ご自宅に飾るご予定の無い東郷青児の作品がございましたら、いわの美術までお電話、メールにてお問合せ下さい。
東郷青児の作品はコレクターにも人気で、1人の方でもたくさんの東郷青児の作品をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
いわの美術ではコレクター様からの売却依頼に対しては出張買取で対応させて頂きます。
いわの美術の出張買取は出張費などの手数料は一切頂いておりません。
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