今回、お買取させていただいたお品物は、岡本太郎のオブジェ「若い時計台」です。
こちらの作品は1966年に数寄屋橋ライオンズクラブの結成記念として制作された「若い時計台」と同じもので、全長約30cm程の大きさとなっています。
岡本太郎は神奈川県で生まれた芸術家で、日本で積極的に絵画・立体作品を制作するかたわら、縄文時代や沖縄のプリミティブな美術を再評価し、文筆活動や雑誌やメディアにも積極的に参加し、「芸術は爆発だ」という名言でも有名です。

1970年の大阪万国博覧会では巨大なシンボルタワー「太陽の塔」を制作しており、当時は「牛乳瓶のお化け」「日本の恥辱」などと痛烈な批判を浴びていましたが、万国が終了すると同時に永久保存が決定し、現在でも大阪のシンボルとして残されています。

こうした有名な作家が制作したお品物ですと、評価買取の対象となり、高額査定がつく場合がございます。
しかし、有名な作家でも全てのお品物が高額でお買取ができるかと言ったらそうではありません。

美術品や骨董品は、お品物自体の価値の他にもコレクターの人気も影響してきます。
集めている人が多ければ多いほど、その価値は上がりますが、集めてる人が少ない場合は、評価も同じように下がってしまいます。

いわの美術ではこうした事も踏まえて査定を行っておりますので、ご安心ください。
骨董品の御売却をお考えの方は、買取日本一を目指いして頑張っているいわの美術にご連絡ください！！