今回いわの美術がお買取したお品物は八雲塗の文箱です。
八雲塗とは島根県松江の伝統工芸品で色漆によって様々な文様を描いた上から透漆を塗り重ねて仕上げるため、透漆が光の作用で透明化することによって、年々色艶が鮮やかさを増していくという特徴がございます。
この特徴は他の産地の漆器には見られない八雲塗ならではのもので、螺鈿細工との相性もとても良いと高い評判を得ています。
お買取した八雲塗の文箱ですが、共箱もご一緒でそこには「桐の葉文庫」と書かれていました。
一部に傷はありましたが、螺鈿細工がアクセントとして施されており、ほとんど使用感もなく、共箱もきれいであった事から高い評価での買取となりました。
いわの美術では漆器の買取を積極的に行っております。
八雲塗以外にも輪島塗、山中塗、津軽塗、芝山漆器、琉球漆器など日本には様々な漆器の産地があり、それぞれ特徴があります。
漆器の買取では産地、お品物の状態、数量などによって買取額が変わってきますのでお問合せの際は分かる範囲で構いませんので出来る限り詳細をお伝え下さい。
また、産地などが不明な場合でもいわの美術に在籍する鑑定士は基礎知識がしっかりとしていますのでご安心下さい。
特にメールやオンライン査定でのお問合せでは、画像を添付する事ができますので口頭での説明が難しい場合はぜひご利用下さい。
皆様からのお問合せスタッフ一同心よりお待ちしております。
