長崎県で生まれた日本を代表する彫刻家です。
幼少の頃から個性的で大胆な作品を作っており、彫刻家を目指すため京都市立美術学校彫刻科で学びます。
そこで出会った建畠大夢は友人でありライバルでした。
お互いに切磋琢磨しながら技術を高め、美術研究サークル「八手会」を結成しました。
その後、文展で数々の賞を受賞し、勇壮な人物像を得意とするようになりました。
代表作の「長崎平和祈念像」をはじめ、平和をテーマに制作活動続け、100歳を過ぎてもその意欲は衰えることはありませんでした。

1884年　長崎県で生まれる
1903年　京都市立美術工芸学校に入学する
1907年　京都市立美術工芸学校を卒業し、

　　　　  東京美術学校に入学する
1915年　文展で二等賞を受賞する
1916年　建畠大夢と八手会を結成する
1921年　東京美術学校塑造部教授となる
1931年　京都市立美術工芸学校の教諭となる
1944年　兵器鋳鉄の供出を発令に反発する運動を行う
1953年　アトリエを建設する
1955年　長崎平和祈念像が完成する
1958年　文化勲章、文化功労者顕彰を受章する
1969年　懇志綬褒章を受章する
　　　　  日展の会長に就任する
1972年　島原市名誉市民に選ばれる
1974年　日展の名誉会長となる
1979年　南有馬町名誉町民となる
1980年　東京都名誉都民となる
1981年　長崎県名誉県民となる
1987年　3月4日逝去