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作家紹介

美和隆治 みわ りゅうじ

肩書きなど 日本工芸会準会員、美濃陶芸協会理事
 紹介文 岐阜県で生まれた陶芸家です。
日展の西洋画部門で出品をしており、青年期は画家として活動をしていました。
美濃の古窯を巡り、美濃の古陶に魅せられ、中学校で美術教師として働きながら独自に陶芸の研究を始めました。
志野を中心に黒織部、黄瀬戸などの釉を研究して、教師をやめて42歳で陶芸の世界へと入りました。
濃のなかでも、紫や紅、赤志野などの作品はとくに優れていて、深みを感じさせる見事な作風を確立しています。
略歴

1930年 岐阜県で生まれる
1951年 多治見市の美術科教師として

      中学校に赴任する
1954年 日展(西洋画)で入選する
1957年 美濃各地の古窯を発掘・調査を始める
1958年 東光会会員に推挙される
1961年 自宅アトリエを増設して

      やきものの研究を始める
1963年 天目釉を研究する
1964年 国画会(工芸部)で入選する
1965年 試験用のガス窯を築く
      天目、黄瀬戸、唐津釉の研究を始める
1969年 朝日陶芸展で静岡県知事賞を受賞する
1970年 日本伝統工芸展に入選する
1972年 教師を辞め陶芸に専念する
1975年 日本陶芸界で入選する
      朝日陶芸展で75年賞を受賞する
1977年 中日国際陶芸展で奨励賞を受賞する
1978年 半地上式窯の初窯を焚く
1979年 多治見市政記者クラブ賞を受賞する
1982年 瀬戸黒釉の研究を始める
1983年 半地上式窯で志野の装製法を研究する
1984年 美濃・伊賀の研究を始める
1988年 初個展を開催する
1998年 織部釉の研究を始める
2000年 美濃陶芸庄六賞茶碗展で

      庄六賞を受賞する
2001年 美濃陶芸協会幸兵衛賞を受賞する
2009年 個展を開催する

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