今回、いわの美術がお買取したお品物はリヤドロのフィギュリンです。
リヤドロはスペインの陶磁器ブランドで、「優しさあふれる世界を創造したい」というホアン、ホセ、ビセンテのリヤドロ三兄弟によって設立され、小さなアトリエとして出発しました。
三兄弟はそれぞれ、絵画、陶芸、彫刻を学んでおり、そこで培ってきた技術を融合させ、硬質磁器の原料であるカオリンを使用したフィギュリンを生み出し、リヤドロの名を確立しました。
そんなリヤドロのフィギュリンの買取を行ったのですが、今回お買取りしたフィギュリンはドルフィンズという、海原を駆け巡るイルカの姿をモチーフにしたもので、イルカの軽快でダイナミックなジャンプの瞬間を捉えた作品です。
2011年に廃盤しているため、現在は中古市場でしか入手する事ができなくなってしまいました。
また、リヤドロでは原型彫刻家サイン会が行われる事があり、今回お買取したリヤドロのフィギュリンもその時のサイン会で購入し、サインをしてもらっていました。
外箱は処分してしまったそうでありませんでしたが、大きな傷、ヒビ、破損個所も見られなかったため、市場評価もふまえて買取らせて頂きました。
リヤドロのフィギュリンは世界的にもコレクターが多い事で有名で、優しい色合いと、1つずつペインターによって手作業で彩色されており、一瞬の動きを捉えた造形美に人気が集まっています。
これまでに多くの題材を取り扱ってきたリヤドロですが、特に人気が高いのがリヤドロの柔らかな作風を最大限に発揮できる少女や女性をモチーフにした作品です。
「きれいな花ばかり」「たくさん摘めたよ！」「可愛いお花屋さん」など少女と花をモチーフにした作品は花1つ1つも丁寧に造られており、まさに芸術作品と言っても過言ではありません。
そのため、販売価格も簡単に購入できる金額ではないため、中古市場でも人気があり、限定品の中には高値で取引されているものも存在します。
ご自宅に処分をお考えのリヤドロはございませんか？いわの美術では独自の流通ルートを持っているため、これまでにたくさんのリヤドロの買取実績を持ち、スピーディな対応でリヤドロのフィギュリンの買取を行ってきました。
リヤドロのフィギュリンのご売却をお考えでしたら、確かな鑑定力を持つ、いわの美術にお任せ下さい。
