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買取実績紹介

十四代酒井田柿右衛門 染錦柿葉形箸置五客揃

十四代酒井田柿右衛門の染錦柿葉形箸置買取りました



陶芸や美術品にあまり興味のなくても、有田焼の柿右衛門はご存じの方も多いのではないでしょうか。今回お買取させていただきましたお品物は、十四代酒井田柿右衛門の染錦柿葉形箸置五客揃です。


十四代酒井田柿右衛門は、十三代の長男として生まれ、多摩美術大学日本画科を卒業後、濁手の技法をよく研究し、父の死に伴い十四代を襲名します。その後は、アメリカ、ドイツ、フランスなどにおいても個展活動を行うなどし、日本陶磁協会賞をはじめ数々の賞を受賞、国際陶芸アカデミー名誉会員にもなり、色絵磁器の重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を受けます。


十四代酒井田柿右衛門は、江戸時代の乳白色の生地 濁手を発展させ、赤絵や余白の美といった伝統の柿右衛門様式を継承しつつも、現代的作風を取り入れた新たな世界を切り開きました。

十四代酒井田柿右衛門は、美術品的作品も手掛けていますが、より時代のニーズを踏まえた日常食器づくりを心がけており、またイチゴやエノコログサを見つけては絵筆を走らせるといったような人物であったそうです。また、サントリー響35年スペシャルボトルを作製したことでも知られます。

十四代酒井田柿右衛門は、2013年に亡くなっており、当代は十五代となっております。


十四代酒井田柿右衛門の濁手作品は群を抜いて優れているとされ、市場では多くの贋作もみられるほどその評価は高く、いわの美術でも高価買取となる作家の一人です。

今回買取の十四代酒井田柿右衛門の染錦柿葉形箸置五客揃は、作品の出来も良く、作者の箱書き、落款付の共箱などとあわせてお譲りいただき、高価買取にて対応させていただきました。


 




酒井田柿右衛門の作品買取ます



いわの美術では、江戸時代初期から今日まで十五代に渡って、独特の色絵磁器を焼く肥前有田の陶工の名跡である酒井田柿右衛門の作品買取を致しております。

初代酒井田柿右衛門は、江戸時代初期に、日本で初めて磁器の上絵付けに成功した人物として伝えられており、濁手という乳白色の地肌に赤色系の上絵を焼き付けるという柿右衛門様式と呼ばれる磁器の作風を確立しました。


柿右衛門様式の作品はヨーロッパなどにも輸出され、マイセン窯などでは模倣品も作られたことでも知られています。

「柿右衛門」という言葉は、色絵磁器の代名詞ともいえる存在で、乳白色の生地と明るく鮮やかな上絵付けを特徴としています。余白を生かした華麗で優美な色絵を有する酒井田柿右衛門の高度な技術や世界観は、ヨーロッパ窯や中国の景徳鎮などにも多大なる影響を与えました。

高度な技術を要する柿右衛門の濁手の技法は、実のところいったん七代で中絶してしまい、十二代、十三代の尽力により見事に再現、復興させた技法です。こういった経緯から、十二代、十三代の作品は高価買取が期待でき、また人間国宝の認定を受けた今回買取の十四代も高価買取の対象となる一人としてあげることができます。


国の重要無形文化財にも指定された柿右衛門の技法ですが、その作品は、江戸時代の初代から現在の十五代まで数多く存在し、また工房作品も含まれることから、買取査定にはその知識や目利きなどが必要となってきます。

いわの美術では、これまで多数の酒井田柿右衛門の買取実績を持っており、美術品や骨董品、焼物に関する専門知識に長けた買取査定士が在籍しているため、しっかりとした評価で買取を致しております。

ご売却をお考えの酒井田柿右衛門の作品が何代のものであるかわからない場合でも、知識と経験豊富な買取査定士が、正当な評価をして買取査定いたしますので、お気軽にお電話、メールにてご相談くださいませ。

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