今回、いわの美術がお買取りしたお品物は津山撥です。
津山撥は通常の三味線の撥比べると大型で、撥先が薄くなっているのが特徴です。
津山撥は重量もあるため、撥の重みで弦を鳴らすため、地歌で用いられる事の多い撥で、箏曲(そうきょく)の山田流でも地歌系の曲でも用いられます。
目立った傷もなく、べっ甲の剥がれもありませんでしたので、良い評価での買取となりました。
これが象牙を使った津山撥ですと更に買取額は高くなります。
今回、お買取りした津山撥は撥先がべっ甲で出来ているものでした。
津山撥の買取では、べっ甲や象牙の撥でないと買取る事ができません。
撥は消耗品ですので、三味線を演奏していくうちに撥先がすり減っていきます。
買取の際はこのすり減り具合を見て買取額を決めております。
べっ甲は薄い組織を重ね合わせて厚みを出しているため、剥がれなどが起きていますと、買取額に影響します。
お問合せの際は、お手持ちの津山撥の写真をメールで送っていただけますと、スムーズにお話が進みます。
いわの美術では津山撥の宅配買取を行っております。
いわの美術の宅配買取では、先にお話しを聞いた上で大体の買取額を提示致します。その後、着払いで弊社まで鑑定してもらいたい津山撥を送って頂きます。
届いた津山撥を実際に拝見し、最終的にお値段を提示させて頂きますので、撥が輸送中に破損しないように緩衝剤で包んで下さい。
仮に輸送中に破損してしまいますと、買取額が下がってしまいますし、破損具合によっては買取る事ができなくなりますので、注意が必要です。津山撥の買取なら、全国で買取を行っているいわの美術にお任せ下さい!!