今回、いわの美術がお買取りしたお品物は小西陶古の獅子置物です。
小西陶古は備前焼の作家ですので、この獅子置物も備前焼で作られています。
備前焼は還元焔焼成による焼締めで制作される焼物で、堅く焼締められるため、落としても割れないといわれています。
備前焼は釉薬を使わずに窯変によって様々な模様が生まれるため、1つとして同じ物はできないと言われています。
お買取りした小西陶古の獅子置物も様々な模様が表れ、備前焼らしさを感じるお品物でした。
目立った傷や汚れもなく共箱付での評価で買取を行いました。
小西陶古は代々作家として活躍する家系で、初代小西陶古が窯を設立し、現当主は初代の次女がその名を受け継ぎ活躍しています。
初代から続く伝統的な赤松を使った焼成方法を守り、量より質に重点をおいた作品は花器、置物、食器、そして茶道具に多く見られます。
初代が考案した桟切焼(さんぎりやき)は金・青・灰色などのさまざまな模様が出るのが特徴で、小西陶古の作品は現在でも「桟切の陶古」「細工物の陶古」として根強い人気を保っています。
また、2代の息子も窯元作品を監修する一方で備前焼作家として活躍し、素晴らしい作品を生み出しています。
小西陶古の作品は「陶古」という陶印や名が刻まれています。
ご自宅にある備前焼に「陶古」の文字がございましたら、いわの美術が高価買取致します!!
焼物の詳しくない人から見れば備前焼のおもしろさはよく分からないかと思いますが、備前焼は不思議な魅力を携えており、多くのコレクターがいる焼物の1つです。
備前焼には小西陶古の他にも活躍している作家は大勢いらっしゃいます。
その数は日本全国で500名を超えるといわれています。
いわの美術では備前焼の買取に力を入れており、しっかりと評価して買取を行っております。
備前焼のご売却をお考えでしたら、まずはいわの美術までご相談下さい!!