今回お買取致しましたのは、三味線の糸巻きです。
買取した糸巻きは象牙製のもので、3本組で162gほどありました。
弦の張りを調節する糸巻きは、巻きの調整具合により、音色も変わってしまうので、糸巻きも三味線の奏でる上での大切なパーツの一つです。 三味線の糸巻きは、原則3本で使われます。種類も「素六」「素六面取」「宇柄」などの型があり、サイズ(太さ)は、黒檀製や象牙製、紅木製、アクリル製などの素材によっても微妙に異なります。
今回お買取した糸巻きは、市場でも需要・人気の高い稀少な象牙製のお品です。象牙は長らく使っていると黄色く変色してきてしまいますが、今回買取の象牙の糸巻きは使用感も少ない、比較的状態の良い美品で、高価買取対応にてお譲りいただきました。
いわの美術では、象牙製品の買取を強化しております。
今回お買取したのは、象牙製の三味線の糸巻きでしたが、象牙の撥も高価買取の期待できるお品です。 また、和楽器では象牙が多く使われますが、お琴の爪や琴柱も、象牙製のものを使うことで音色がやわらかくなる等の理由で、人気が高く、いわの美術でも買取に力を入れております。
その他、象牙製のお茶道具の茶杓や、象牙の仏像・置物、象牙の印材・印鑑・印象なども買取致します。
象牙の印鑑は名前の彫られたものであっても、買取の対象となっております。
また、いわの美術では、一本物の象牙もお買取致します。象牙の売却時には「財団法人 自然環境研究センター」の登録証が必要となります。
いわの美術では登録票が無い場合以前まで登録票取得のお手伝いをしておりましたが、2016年2月より業者による代行手続きができなくなってしまいました。
売却の際は、お客様自身で登録証を取得して頂くのですが、こちらで取得に関するアドバイスなどは行えますので、お気軽にご相談ください。