お写真のお品物は、吉田美統の金襴花唐草文酒器揃です。
吉田美統は九谷焼の作家で、重要無形文化財「釉裏金彩」の保持者として数々の展覧会で受賞を重ねています。
こちらの作品も金箔をふんだんに使い、豪華な印象を受ける酒器揃となっております。
いわの美術では九谷焼などの日本中の焼物の買取を行っております。

お写真のお品物は、雨宮喜能登の作品で窯彩ガラス香水瓶です。
雨宮喜能登は、ガラス粉末を焼き付ける窯彩(ようさい)ガラスのガラス工芸家で、この技法は日本国内で雨宮喜能登のみが行う技法です。
この技法は、ガラス粉末を特別な配合で調合し、それをガラスの上に彩色し、窯に入れて低温でじっくり焼きます。
7世紀のアラビアで創始された絵付け技法が15世紀のフランスで研究され、19世紀末にはエミール・ガレによってその世界に広がりを見せていましたが、非常に難しい技法だったため、世の中から姿を消してしまった技法でした。
雨宮喜能登はこの失われた技法の研究を行い、見事、現代に復活させ、数多くの作品を発表してきました。

お写真のお品物は小西陶古の備前焼の獅子置物です。
小西陶古は量より質に重点をおき、花器、置物、食器、茶道具の制作を行っている代々作家の家系です。
2代は初代の次女が受け継いでおり、初代が考案した桟切焼(さんぎりやき)を中心に伝統を受け継いだ作品を制作しています。
いわの美術では備前焼をはじめ、様々な焼物の買取を行っております。

お写真のお品物は高村光雲の銀製岩上観音像です。
高村光雲は日本の仏師で彫刻家として活躍しており、国の重要文化財に指定された「老猿」、上野恩賜公園の「西郷隆盛像」を制作した事でも有名です。
初期の頃から晩年まで観音像の制作を多く行っており、お買取りした岩上観音像の素材は銀で出来ており、刻印が記されていました。
約180ｇと小さめですが、高村光雲の原型を使用し、忠実に再現した素晴らしい岩上観音像でした。

いわの美術では彫刻作品の買取を行っており、作家や、作品のモチーフ、使われている素材によって買取額が変わってきます。

お写真のお品物は酒井田柿右衛門の染錦岩花文珈琲碗です。
酒井田柿右衛門は有田焼の陶芸家・酒井田家の当主が代々襲名している名前で、江戸時代から続いており、当代は15代となっております。
こちらの作品は裏に書かれているサインから14代目の作品という事が分かります。
14代目は重要無形文化財「色絵磁器」保持者としての認定を受けており、輝かしい功績を残しています。
いわの美術では、酒井田柿右衛門の作品の買取を行っております。