お写真のお品物は、いわの美術がお買取した瓢型硯です。
見た目の通り、瓢箪を模ったもので、蔓の部分には小鳥や蜘蛛、そして他の瓢箪が彫られており、実に見事なお品物です。
また、石紋の1つでもある石眼も出ており、高い評価での買取となりました。
いわの美術では、硯をはじめ、筆、墨、半紙、画仙紙などの書道具の買取を日本全国で行っております。

お写真のお品物は梅鳥蒔絵硯箱です。
硯箱はその名の通り、硯を納めておく箱で、箱の大きさによっては筆、墨、水滴、小刀、尺などを納める事ができます。
平硯箱、重硯箱、浅硯箱などがあり、今回お買取りした硯箱は平硯箱で、全体的に蒔絵が施されているものでした。

いわの美術では硯箱などの書道具の買取も行っており、未使用品、使用品どちらも買取る事が可能です。

お写真のお品物は鳳足石硯という石紋に鳳の足跡のような模様がある事から水戸光圀公が名付けたとされる日本の硯です。
硯には大きく分けて中国の唐硯と日本の和硯に分ける事ができます。
和硯は採石量が減っているのと硯を作る後継者が不足しているため、どんどん幻の硯となっています。
こちらの鳳足石硯も制作者が最後の制作者であった参河フサ子が亡くなってしまったため、幻の硯となっています。

お写真のお品物は、研堂作の赤間硯です。
赤間硯は、硯の中でも高級品とされています。赤間硯には「赤間石」と呼ばれる美しい石が用いられています。赤間石の原石は輝緑凝灰岩に属し、山口県宇部市の北部の奥地で採掘されています。赤間硯は国の伝統的工芸品にも指定されています。

中国では古来、筆と紙、墨、硯をもって「文房四宝」と呼ばれ、中でも硯は骨董的価値も高いとして重んじられており、現在でも多くのコレクターが存在します。いわの美術では硯をはじめ書道具の買取を行っております。

お写真のお品物はトウ河緑石硯です。
トウ河緑石硯は端渓、歙州、トウ河緑石、澄泥と合わせて「中国四大名硯」と呼ばれている高価な硯です。
トウ河緑石の採石場所は中国のトウ河なのですが氾濫によって採石場所が分からなくなり、現在では採石が行われていないため、高価な硯となっております。

いわの美術では硯をはじめ書道具の買取を行っております。