山口錠鐵作

鶴首花器

やまぐちじょうてつ
大正9年2月1日生　平成11年2月没
赤津代々の窯元
昭和23年　　先代の父錠鉄が技術保存登録をうける。現代茶陶中心に活動する

 

宗淡書付 駒沢利斎作

茶杓 山里  

千家十職の一つ。三千家御用達の棚や香合、
炉縁などを製作する指物師が代々継承する
名跡である。

当代は14代が昭和52年（1977年）に逝去後、
長く空席が続いており、
14代の甥の息子である吉田博三が後を
嗣ぐべく修行中である。

 

南禅寺 塩沢大定　宗秦作

茶杓 『清流』  

しおざわだいじょうさんは臨済宗、南禅寺派の前管長です。
 
竹で出来た小さい匙はお抹茶をすくう為のお道具です。以前耳かき？と仰られたお客様がいらっしゃいましたが、立派なお茶のお道具ですよ。

桃山窯 橋本喜泉作

蓋置 三つ人形

はしもときせん
手塚大示が父玉造より桃山窯を継承して以来 大示に師事し現在に至る。仁清写、乾山写、あるいは、赤絵、青磁と得意の分野も広く
鋭意工夫を凝らせた斬新な作品も多く、古風の中に現代のセンスを作り上げる努力をしている。

陶峰作

備前 肩衝茶入 木村陶峰作

きむらとうほう
昭和2年、岡山県・窯元六姓の
木村家陶正園に生まれる。
中央大学法学部在学中、父の後を継ぎ家業に専念する。
岡山県備前焼陶友会副理事長。
岡山県備前陶芸美術館副理事長。
日芸会に所属し、昭和34年ワシントン国際展にてグッドデザイン賞を受ける。以来陶技の研修に精進している。本名・木村強。

福田製

紅春慶 九寸利久形折敷膳 

懐石の器を配する漆の盆
朱、黒の漆塗りで、畳の上にじかに置きます。折敷に「飯椀」「汁碗」「向付」をのせ、縁に箸ををかけて出すことになっています宴会用の会席膳には、角形、丸形などいろいろあり酒肴と杯、箸を添えて出されますが、懐石と違って細かい約束事がないので自由に盛りつけできます

飛騨春慶 折敷膳

塗師 春悦作

茶懐石で使われる漆器の評価・買取をいたします。こちらはご自宅でお茶を教えていた方からお譲りいただきました。
売却をお考えの方、ご相談ください。出張費・査定費無料で行っております。

中西正作

糸目溜椀 

お茶事の時、お茶を飲む前に食べる事を
懐石といいます。懐石では、一汁三菜
（いちじゅうさんさい）といって
汁（しる）・向付（むこうづけ）・煮物
（にもの）・焼き物（やきもの）がきほんです。
あくまでもメインはそのあとにのむお茶です。
お酒もあとのお茶をおいしく
のむためのものなのです。

中西正作

朱瓢箸洗 

吸物用の漆の小型蓋付の吸い物椀季節の物、無季のものなど、ごく小さな物を一種か二種、実として浮かします。
緩やかな瓢箪形で可愛らしい箸洗いです。

菊池政光作 

置炉釜 羽付菊桐地紋

一九三七年一月一九日生まれ。山形県出身。奥州山形鋳物の伝統を受け継ぐ。日本伝統工芸展に意欲的に出品。一九八二年、日本伝統工芸士に認定される。日本工芸会正会員。