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買取実績紹介

アルベルト・ジャコメッティ ブロンズ像「歩く男」

アルベルト・ジャコメッティのブロンズ像買取ました


今回お買取したのは、こちらのお写真の大変特徴的な作品で、アルベルト・ジャコメッティ(Alberto Giacometti)の「歩く男」と題されたブロンズ像です。

ブロンズ像の作者のアルベルト・ジャコメッティ(1901〜 1966) は、スイスの芸術家で、痩せこけた寂しい人間像が特徴の作品で知られています。


今回お買取したアルベルト・ジャコメッティの「歩く男」は、ジャコメッティの代表作のひとつです。オリジナル作品は、183センチほどの等身大で、塗装などに若干の差があるとされますが、同じものが6体制作されたそうです。

オリジナル作品の「歩く男」の制作は1961年で、イギリスの競売大手サザビーズでそのブロンズ像が94億円で落札されたことでも話題となりました。


アルベルト・ジャコメッティは、ロダンの「歩く男」を愛しており、同題の「歩く男」をジャコメッティも製作しましたが、力強いロダンの「歩く男」とその姿は全く違っています。

アルベルト・ジャコメッティの「歩く男」は、ロダンのそれとは正反対で、筋肉の動きや躍動感は全くなく、恐ろしいまでに長く伸びた足の、そぎ落とされた男の姿が表現されています。


わずかに目鼻がわかる顔と、一歩踏み出した足元、ざらざらとした表面でその男の肌が表されています。この男の一歩は何を表現しているのでしょうか?

評論家によれば、ここに人間の存在の儚さと力強さ、危ういバランスの中で放たれる不思議な存在感があり、これこそがジャコメッティが捉えた等身大の人間に他ならないと評されています。


1998年から発行されているスイスの100フラン紙幣に、アルベルト・ジャコメッティの肖像が描かれていますが、この紙幣の裏面は「歩く男」となっています。



アルベルト・ジャコメッティの作品買取ます



いわの美術では、アルベルト・ジャコメッティの作品買取を強化しております。

アルベルト・ジャコメッティは、父はスイス後期印象派の画家、母もまた画家、1歳違いの弟は、ジャコメッティの助手・モデルを務め、その後家具製作者に、そして2番目の弟は建築家と、芸術家系の家柄です。


アルベルト・ジャコメッティは、わずか10歳にして、葛飾北斎の浮世絵を模写したという逸話も残っており、早くから絵画、彫刻の才を発揮しました。

後に、パリに移り、ロダンの弟子アントワーヌ・ブールデルに師事し、サルバドール・ダリやアンドレ・ブルトンとシュルレアリスム運動に参加しました。

パリ時代には、日本人哲学者の矢内原伊作をモデルに彫像と肖像画の制作を始め、ヴェネチア・ビエンナーレ展で彫刻大賞を受賞するなど、この頃から国際的に高く評価されるようになりました。

アルベルト・ジャコメッティは主に、針金のように痩せこけた細長い像が特徴的な彫刻家として知られますが、絵画や版画の作品も多く残されています。


アルベルト・ジャコメッティの作品買取に関するご相談・ご質問がございましたら、こちらのオンライン無料買取査定フォームより、お気軽にお問合せください。大きな作品などのお買取の場合、出張買取にも対応しております。

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